今回は、個人的にもお気に入りのアクティビティ、ヴィレッジサファリをご紹介します。お客さまや知人によくすすめています。シーギリヤエリアのハバラナで体験ができます。
早速、出発しましょう!
動画はこちら。写真の内容と動画の内容は一部異なります。
水牛のひく牛車に乗る
牛車に乗ってのんびり進みます。
近づくと荒ぶる牛さんがいて、ちょっとびっくりしました。驚かせてごめんね、でも頭撫でさせてくれる良い方たちでした。
ハスの花咲く湖を手漕ぎボートで進む
牛車からおりて手漕ぎボートに乗り換えます。係の牛車の御者さんから船頭さんへバトンタッチ。これまたのんびり湖を渡ります。風が心地よい。
途中、「ニ”ャー」という巨大な猫のような鳴き声が聞こえましたが、船頭さんに聞くとこれはクジャクの鳴き声とのこと。天気が良ければシーギリヤロックが見えるそうです。
ハスの実を食べました。柔らかくてちょっと青くさいピーナッツのような味です。普通に食べられます。船頭さんからは、ハスの葉や花で作ったプレゼントをたくさんもらいました。ありがとう!
湖を進んで岸に上がると、ツリーハウスと平屋の建物があります。柵の代わりに積み重なって並んでいるのはココナッツの皮です。
ココナッツの皮でデコレーション
スリランカ料理のクッキングパフォーマンス
今日のランチはお待ちかね、伝統的な方法でつくるスリランカ料理です。
お嬢さん方がナタでココナッツを割ったり(スリランカの台所にはナタが必需品)、中身を削ってココナッツミルクを作ったり、かまどで手際よくカレーを調理したり。
紫の大きいつぼみは、バナナの花。シンハラ語でケセル・ムアといいます。ケセルはバナナ、ムアは花。歯応えはミョウガのようで、少し苦みがあるのもミョウガと同じ。これもカレー(スパイス炒め)にします。匂いが伝わらないのがとても残念!
ベリマル茶をジャガリ(ヤシ砂糖)と一緒に出してくれました。ココナッツの殻でできた器も素朴でかわいらしい。ベリマル茶は田舎でよく出してくれるスリランカのハーブティーで、胃腸の働きを助けてくれます。ぐらぐら鍋で煮だしているので、日本でいうと麦茶的なポジションです。ジャガリを噛みながら飲みます。ベリマル茶はスーパーマーケットでも買えるので、気に入ったらぜひお土産にも。
こうしてできた料理を、ひとつひとつワラン(素焼きの鍋)に盛り付けて、スリランカのおもてなし料理の完成です。
スリランカのおもてなしといえば、セルフビュッフェです。スリランカのビュッフェは決して手抜きではなく、好きなものを好きなだけ、お腹いっぱい食べてほしい、という願いからきていると思います。
これももちろん手作り
おかわりしてお腹いっぱい、胸いっぱい。
最後にお嬢さん方にチップを渡して、トゥクトゥクで出発地点まで戻ります。
ヴィレッジサファリはこんな人におすすめ
①スリランカのローカル感を味わいたい方
ヴィレッジサファリは、スリランカの伝統的な暮らしをのんびり体験できるアクティビティです。暮らすように旅したい、ローカルな生活を知りたい方にはおすすめです。
②お子さま連れの方
水牛の牛車、ハスの湖を渡るボート、あちこちで聞こえる動物の声など、ヴィレッジサファリでは自然をより近くに感じます。お子さまにも好評です。
粉をひいています
③スリランカ料理が好きな方
ヴィレッジサファリのハイライトはクッキングパフォーマンスです。地元の女性たちがかまどで作った料理をふるまってくれます。ジャスミンツアーズでは、スリランカ料理の作り方を詳しく知りたい方に向けて、このパートをより長くとったアレンジもしています。
おわりに
スリランカに旅行される方の多くは、シーギリヤに立ち寄ると思います。もし時間の都合がつくようでしたら、ぜひビレッジサファリも体験してみてはいかがでしょうか。
ガイドブックにはあまり紹介されていませんが、個人的にはとっておきのプランです。
ヴィレッジサファリに加え、食にまつわるアクティビティもご用意しています。お問い合わせをお待ちしております