気軽に訪れられるバワ建築として、コロンボで人気の立ち寄りスポットをご紹介します。
パラダイスロード・ザ・ギャラリーカフェ Paradise Road The Gallery Café です。
バワのオフィスからカフェのオープンまで
かつて、スリランカの誇る建築家、ジェフリー・バワのオフィスとして使われていた場所で、特に建築好きのお客様から、コロンボ観光時に多くリクエストをいただきます。
もともと、バワは医師Dr. Bartholomeuszの個人宅として建築を請け負いましたが、完成間近に依頼がキャンセルされました。そこで、バワが所属していた設計事務所が建物を取得し、コロンボのオフィスとして利用したという経緯があります。
その後、バワが自邸であるNo.11の一部を設計事務所として利用するまでは、こちらを利用していたようです。
1997年にオフィスとしての役割を終え、翌1998年にパラダイスロード・ザ・ギャラリーカフェとしてオープンしました。スリランカの有名デザインブランドであり、デザイン製品を販売する企業のパラダイスロードが運営しています。
なお、パラダイスロードは元首相の住居を改装したブティックホテル、「パラダイスロードティンタジェル Paradise Road Tintagel Colombo」も運営しています。
いざ、お店の中へ
幅15メートル、奥行き70メートルと、細長い敷地ですが、入ってみるとなかなか複雑なつくりに見えます。




店員さんのユニフォームも白黒
店内は白と黒を基調として、とてもモダンな雰囲気。外からの光が効果的に取り入れられており、やはり陰陽の対比が印象的です。
テーブルセットも白黒を基調としていますが、テーブルクロスをよく見ると、手仕事(おそらくバティック)によって白黒が染め分けられています。これがきつくなりすぎず、ナチュラルな雰囲気を醸し出している重要な要素のように感じました。
パラダイスロードギャラリーカフェの名物料理
ホールの方にこちらのお店の名物のお料理を聞いたところ、ブラックポークカレーとのことで、試してみました。シグネチャーメニューも黒なのですね。


ポークは比較的脂身の多い部位を使っており、塩気もきいていて、わりとがっつり系の料理です。お酒にも合う味付けです。付け合わせのゴトゥコラなどの緑の野菜が優しく、口の中をさっぱりとさせてくれます。
黒の色は何で出しているのかとたずねたところ、コリアンダーだそうです。スパイスを黒くなるまで煎っているそうです。ホールの方いわく、「お家で作るのはちょっと難しいよ」(プラス、ニコッという笑顔)とのことでした。
彼によると、美味しいスリランカカレーを作るコツは、「水を足さないこと」だとか。
「素材自体と、肉を洗ったあとの残りの水分だけで充分だから」と。
そう、スリランカではお肉を調理する前に洗うのです。鳥も豚も(おそらく牛も)。
日本ではお肉は洗わないよ、と伝えたところ、「そりゃ日本は清潔だからねえ」という話になりました。ちょっとした違いを知るのも楽しいものです。

スープボウルもギャラリーカフェの売店で買える
ランチも、一休みにも、お酒を飲むにもおすすめ
カフェは午前中から夜遅くまで営業しています。人気のスポットではありますが、ぱっとお茶をして出る人も多く、回転は比較的早いので、満席で入れないなどはあまりなさそうです。
夜はかなりムーディーな雰囲気のようで、お酒を飲みながらゆっくりするにも良い空間です。

パラダイスロードの雑貨屋さんも覗く価値あり
敷地内には、パラダイスロードのグッズショップも併設されており、シンハラ文字などの入ったカップなども買えます。ぜひ併せてのぞいてみてください。

パラダイスロード・ザ・ギャラリーカフェは、食事やお茶とともにバワ建築を気軽に体験できる、コロンボのおすすめスポットです。コロンボをはじめ、スリランカ各地のバワ建築を巡る旅程例は、ジェフリー・バワ建築を巡る7日間モデルプランをご覧ください。












