スリランカでハイキングの楽しめる、ホートン・プレインズ国立公園(ワールズ・エンド含む)をご紹介します。
目次
ホートンプレインズ国立公園の場所
スリランカの高原地帯に位置します。
ヌワラエリヤから日帰りで、またはエッラまで足を延ばす場合は、ヌワラエリヤ→ホートンプレインズ国立公園→エッラ の順番で回るのがおすすめです。
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ホートンプレインズ観光のポイント
日が高くなると日差しがきついので、早朝に出発してなるべく午前中にウォーキングを終えること、しっかりめのスニーカーやウォーキングシューズがおすすめです。
私は朝5時起きでヌワラエリヤより暗いうちから車を走らせ、ゆっくりと半日のハイキングを楽しみました。登山とまではいきませんが、半日アップダウンの道を歩きます。
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入口ではプラスチック製品を回収
驚いたのは、入口で荷物のチェックがあったこと。プラスチックを極力持ち込ませないよう、ペットボトルのラベルをはがしたり、空のランチボックスを回収したりしているのですね。できる限りごみは車内に置いておくとよいでしょう。
歩道は非常にきれいに整備されており、ごみひとつないとはこのことかと思いました。
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赤土の色と、黄色みを帯びた草が印象的。日本の景色と似ているようで似ていない景色。
前夜に雨がざっと降ったため、歩き始めはシダ科の植物が水分を含み、緑がとても美しく見えました。
ここからは、写真を中心にご案内します。
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ベイカーズフォールズへ
ホートンプレインズ国立公園の中の見どころのひとつ、ベイカーズフォールズ Baker’s Falls へ。
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スリランカの「ワールズ・エンド(世界の果て)」へ
切り立った崖に、ワールズ・エンドという名前がつけられています。個人的にはそんなに果てかな・・?と思いました。
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デッキもあるので座って少し休めます。
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世界の都市までの距離が書かれた道しるべが立っています。ウェリントン10,830km、キャンベラ8,317km、パリ9,510km、東京6,778km。日本はオセアニアやヨーロッパよりスリランカに近いのですね。
ミニ・ワールズエンドも
ワールズエンドの近くに、さらにミニ・ワールズエンドもあります。
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日が高くなるとぐっと気温が上がる
早朝は薄手のダウンが必要なくらい肌寒いですが、日が昇るにつれ、かなり日差しも強く暑くなります。やはり早めのハイキング開始がおすすめです。
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ヨーロッパからの観光客が多く、あとはインドやスリランカの人たちが来ていました。スリランカで程よく運動しながら心地よい風を感じたい方におすすめです。
おまけ:ホートンプレインズの主?サンバー
ヌワラエリヤからホートン・プレインズ国立公園に出かける途中に出会った動物を紹介します。
ගෝනා goonaa ゴーナ。
英語名は sambar deer。日本語名はサンバー、またはスイロク(水鹿)です。
サンバーは体重130-300kgにもなるそうで、鹿の中でも最も大型です。中国南部から東南アジアに分布し、スリランカでは低地や山岳地帯に生息しています。スリランカで幅広く見ることができますが、ホートンプレインズ国立公園周辺では特に多く見られます。
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明け方、6時頃に草をのんびりを食んでいました。ゴーナはふさふさの毛もあってひときわ大きく見え、車が近寄っても逃げる様子もありません。落ち着いた威厳あるゴーナ。スリランカで出会ったらぜひ、じっくり眺めてみてください。
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