スリランカより帰国しました。テロ後初めての視察でしたが、ある意味予想通りで、ある意味予想とは違っていました。

1.予想通りだったこと

観光客は少ない。特に日本人観光客にはほとんど会いませんでした。ただ、レストランやホテルでは欧米系の観光客がのんびりと滞在を楽しんでいました。これから時間をかけて、少しずつ今までの姿を取り戻して行くのかなと思わされました。

ネゴンボのレストラン
ネゴンボのイタリアンレストラン(2019年7月)

2.予想と違っていたこと

あくまで私見ですが、治安は寧ろ良くなっているのではと感じました。軍人が至るところに整備され、目を光らせていることが大きいです。
ちなみにあくまで一般論ですが、スリランカでは、市民から警察は(残念ながら)あまり尊敬されていないようですが、厳しく訓練されている軍人は、尊敬を集めているようです。
なお、現地のスリランカ人曰く、「財布もスマホも今まで何度か落としたことがあるけれど、全部手元に返ってきた」とのことです。とはいえなかなか日本と同じようにはいきませんので、どうぞお手回りの荷物にはお気をつけください。

3.観光客へのチェックについて

前述の通り、あちこちに軍人がおり、場合によってはパスポートの提示や荷物のチェックを求められました。ただ堂々としていれば大丈夫です。ドライバーも臨機応変に対応をしてくれます。

空港では、入国時、出国時共に予想以上にスムーズでした。そもそも空港利用者が減っていることも大きいですが、イミグレ自体もチェックが厳しくなっているかと思いきや、私には以前と変わらない程度と感じられました(もしかすると国籍によるのかもしれませんが)。

スリランカからの帰国時、私は飛行機の出発時刻の約2時間前に空港に着くようにしています。(万一のことを考え、お客様にはもう少し余裕を持って空港にお送りするようにしております)
今回は、余裕を持って3時間前に着きましたが、30分後には全てのチェックが終わりました。前回は1時間弱かかっていましたので、むしろ順調でした。

参考までに、帰国時の、バンダラナイケ国際空港到着からの流れは以下の通りです(2019年7月現在)。

  • 空港のパーキングに入る前に、軍によるパスポートと荷物チェック
  • 空港の入口でパスポート提示
  • 1回目の荷物チェック
  • 列に並び、搭乗券とパスポートチェックの後、2回目の荷物チェック
  • チェックインと荷物預け。
    なお、自動チェックイン機がありますが、私のパスポートでは使えませんでした。そして使おうとする人も他にいませんでした…
  • 出国審査
  • 免税店など
  • 搭乗ゲートが開いた後、手荷物検査。
    なお、ゲートは出発の1時間前を目処に空き、中の待合で出発を待つことになりますが、中に入ってしまうとお手洗いがないため、さほど急がなくて良いと思います。
  • 係員の放送に合わせて搭乗

4.空港のオペレーションで改善されたこと

以前、帰国時の空港で最も時間がかかっていたのはチェックインでした。各カウンターに利用者が思い思いに並び、横入り上等でかなりお互いイライラ、時間をロスしていました。

今回は日本の空港などと同じように、エコノミーとビジネスだけに分かれ、それぞれの利用客が一列に並び、先頭で係員が空いたカウンターに誘導してくれるので、とてもスムーズに行うことができました。その結果、出国準備時間がかなり短縮されたと思います。

バンダラナイケ国際空港のチェックインの様子
バンダラナイケ国際空港のチェックインの様子(2019年7月)

5.テロ後のスリランカは安全なのか?

こればかりは何とも言えませんし、自己判断でと思いますが、少なくとも一時期の混乱からは間違いなく落ち着いて来ています。

観光業への依存度が高い国で、スリランカの多くの人々は苦労しているのでしょうが、お互い助け合いながら、相変わらず人なつこい笑顔で、親切に接してくれる人がほとんどでした。

少しでも早く、スリランカの人々が日常を取り戻せることを祈りつつ、当サイトで情報発信して参りたいと思います。