こんにちは。ご訪問ありがとうございます。今回はシーギリヤロックの真向かいにある、ピドゥランガラロックを紹介します。
最近、じわじわ知名度の上がってきているスポットです。
シーギリヤロックに比べて知名度はまだまだですが、ここから見られる景色は格別です。
ピドゥランガラとは?その歴史
歴史は古く、紀元前1〜2世紀頃より仏教僧が隠遁生活を送る場として使われていたようです。
ピドゥランガラが歴史の場に出てくるのは、5世紀、カーシャパ王がシーギリヤに都を作ったことに始まります。当時シーギリヤロックでは仏教の僧たちが生活していましたが、遷都にあたり、カーシャパ王が僧たちのためにピドゥランガラに新たな寺や生活の場を建設し、移動させたとのことです。
今でも寺院として使われており、入り口では一度靴を脱ぐ必要があります。
ピドゥランガラはこんな方にオススメ・観光のポイント
- ほぼ階段のみで登れるシーギリヤに比べて、岩の間をよじ登ったりする必要がありますので、比較的お若い方や、足腰に自信のある方におすすめします。
- 荷物は両手が空くようにしましょう。水も忘れずに。
- 見知らぬ人でもお互い助け合って登ったりします。グループも楽しめますよ。
- スリランカの人たちは途中からサンダルを脱いで、岩と岩をひょいひょいと越えていきます。彼らにとっては、岩のようになった足の裏で、じかに登る方が都合がいいようです。
ピドゥランガラの魅力・絶景を写真で紹介

肌を露出する格好は避けるように注意書きがあります。動きやすい長ズボンが良いでしょう。なお入場料は、シーギリヤロックに比べ手ごろです。


途中、かつて瞑想に使われていた部屋などがあります。




岩の間を登りします。私はなかなか足が上がらず苦労しました・・登山前に軽くストレッチをしておくと良いと思います。
しかし、大変な思いをするだけの価値はあります!


さらに岩の上へ



斜面に座っておりますが、このように座るだけでもガクガクでした。もちろん下に柵はありません。

写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、この緑の濃さというのがとても印象的でした。日本に似て懐かしく感じると同時に、どこか違うのです。何度かスリランカを訪れた中で、スリランカといえば、この見渡すばかりの緑の山が思い浮かびます。
また、きっとこの景色は、カーシャパ王の時代から変わらないのだろうなと思うと、忘れられない風景になりました。

岩のギリギリ先まで行くことができ、シーギリヤの風景を一望できますが、頂上は風も強いです。立っているとくらくらしてきまして、皆様もくれぐれもお気をつけて。
写真ではその迫力、感動は伝えきれません。ご自分の目で確かめていただきたい場所のひとつです。
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