60代後半のお客様にご利用いただきました。
ペラヘラ観覧を中心に、工芸品などの手仕事がお好きということで、工場にもご案内しました。
旅の思い出をつづったものをお寄せいただいたので、ご紹介します。(掲載許可いただいています)
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アーユーボワンのあいさつから始まった旅。
小型機でシギリヤへ移動中に見えてきたシギリヤロックの姿が印象に残っている。ガイドブックで見て知っていたシギリヤロックと異なり、湖と緑の中にそびえたっているロックは雄大だった。歴史的な背景を考えるとちょっと複雑な気持ちになったけど。おまけに虹も出て、見下ろすところに広がる虹を見たのも初めてだった。


ペラヘラ祭りは見て楽しいパレードだった。事前準備もしっかりなされ、Police、散水車、警護犬、赤十字等の待機もあり、キャンディの街をあげてのお祭り。子どもから大人まで踊ったり、太鼓や笛の演奏をしたり。活気のあるパレード。電飾や刺繍の衣装を着た象も、人と一緒に踊っているみたいだった。鼻をゆらしたり、耳を大きく動かしたり、身体を左右にゆらしていたね。観光客はカメラ片手に、スリランカの人々は、両手を合わせてお祈りする姿が印象的だった。


ドゥンバラ織の工場は、伝統工芸を後世に残していくための努力はスリランカも日本も必要ね。
スパイスガーデンでは、カルダモンの花・実を初めて見ることができてうれしかった。




ダンブッラ石窟寺院は、もっと仏教の知識があれば興味の持ち方がちがっただろうね。壁画は細密で、長い年月かけているのだろうと思った。
仏歯寺の祭壇はまぶしいほどの金色で、蓮の花のお供えもあり、華やかで美しかった。外観は日本のお寺と似ていて、木造で彩色が施してあって、親しみを感じた。



ミンネリヤ国立公園のサファリ。野生の象をあんなに一度にたくさん見たのは初めて。母と子どもたちで群れをつくって生活している様はほほえましかった。オス象は単独で生きているのね。


茶園(紅茶工場)。生産した9割以上を品評会に出し、そこで値がつけられ、セイロン茶として輸出しているとのことで、外貨を得るための重要な産業なんだなと改めて感じた。
スリランカでは、どこで飲んでも紅茶はおいしかった。あたたかいミルクとセットで出て来るのも良かった。


宿泊ホテルは、女性だけで運営されている明るい感じのホテル、水の中のコテージでゆっくりと優雅に時が経っていったホテル、コンパクトで都会的で、日本食レストランが併設されているホテル。白と黒を基調にした、スリランカの大統領の邸宅を改装したというホテル。どのホテルも思い出深いものになりそう。



食事は、もともとすいかが大好き。ほとんど毎日、フレッシュスイカジュースを飲んでいた。マンゴー、パパイヤ、パイナップル、バナナ、ランブータン、ライチ、ドリアン・・日本に帰ってきてからスリランカのフルーツが恋しい。
他には、ホッパーがやさしい甘みで、中心がふかふかしていておいしかった。何度も食べた。


移動中の車窓から見えた、お母さんとしっかり手をつないで通園通学している小さな子どもたち、白い制服におさげ髪の元気な女の子たち、クリケットをしている学生。スリランカの将来はきっとおだやかで明るいね。
ドライバーのタリンダさん、松本さん、お世話になりました。
アーユーボーワン、ありがとう、またね。

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Yさま、この度はご利用いただきありがとうございました。旅の間の穏やかな時間を共有いただいたようで、うれしく思います。特にスリランカのフルーツをお気に召したとのこと、いつかまた食べにいらしてくださいね。
個性的なホテルの手配や、工場見学などにもご案内しています。どうぞお問い合わせくださいませ。