シンハラ・タミルのお正月を迎えたスリランカですが、4月よりワクチンを接種した海外からの観光客の入国後の手続が大幅に簡略化されています。
医療従事者への接種さえも遅れている日本で、しばらく利用される方はかなり限定的と思われますが、これに関してブログを更新します。
こちらの記事も参考
ワクチン接種者のスリランカ旅行はどのようになっている?
スリランカ保健省のCovid-19特設ページ
こちらのフローチャートがわかりやすくまとまっています。
要点のみをかいつまむと、次の通りです。
- ワクチン接種後から2週間経過後の海外旅行客が対象
- ワクチン接種証明書が必要
- スリランカ入国後、初回のPCR検査の陰性がわかるまでは、レベル1のホテル滞在が必要(1~2泊)
- PCR検査の結果、陰性であった場合は、その後ローカルコミュニティとの交流も含め自由旅行が可能
- ワクチン接種済であっても、日本から搭乗の96時間以内のPCR検査は必須
- Covid-19保険(USD12)への加入や検査費用(USD40)の負担も同様に必要
- 空港からの移動は、ホテルや認定を受けた旅行会社が手配可能
ワクチン未接種者の場合は従前どおり、入国後14日間はレベル1ホテルでの滞在が必要となり、限られた観光地に限られた時間のみ入場することができます。
より詳細には、こちらのページか、スリランカ航空のページ(テキストなので和訳しやすい)が参考になります。
日本~スリランカ間の航空券について
現在、航空券の予約はスリランカ航空のHPで可能です。週3往復しています。値段も往復で11万円~で、コロナ前よりも割高ではあるものの、想定よりも高くはないなというのが個人的な印象です。
参考)世界のワクチン接種状況
ご存じの通り、欧米でワクチン接種は先行していますので、海外旅行の復活もそちらが先行するのは自明ですね。接種後は、海外旅行に関しては高齢者よりも若者から旅行需要は高まると考えられますので、日本人がスリランカ(に限らず海外)旅行に行けるのは今年の年末あたりかと個人的には予想しています。(予想が外れて前倒しになれば良いですが・・)
スリランカでのワクチン接種状況
ロイター通信のCovid-19トラッカーのページで、各国のCovid-19感染者数やワクチン接種状況の統計が公開されています。
こちらによると、2回の接種を前提とすると、スリランカでは2.1%の国民の接種が完了したという結果になるそうです。なお、日本は0.7%でした。
知人の話を聞く限り、スリランカの方が日本よりは少し先行している印象です(観光業に携わる人が優先的に摂取を受けられているのかもしれませんが)。
スリランカのニュースサイトを見る限り、アストラゼネカ社製や中国のSinopharm(シノファーム)社製のワクチンが接種されているようです。
最近日本でワクチンを接種した知人の医者は、とても安心したと言っていました。まずは接種が早く進み、心身の安心を手に入れるとともに、旅行のようにわくわく楽しいことを考えられるようになってほしいものです。
スリランカ旅行や情報のお問い合わせはこちら。できる限りお調べしてご回答します。