こんにちは、ご訪問ありがとうございます。今日はなかなかスリランカに行けないけれど、日本でスリランカ気分を味わえるお店を紹介します。

アユボワン!(最寄り駅:西日暮里)

よみせ通り沿い、隣には延命不動様

アーユーボーワン」අයුබෝවන් ayubovan は、シンハラ語でこんにちは、の意味。空港からスリランカ航空の機内に乗り込むと、CAさんが両手を合わせて一番最初に言ってくださる言葉でもあります。(やや改まった表現であるらしく、スリランカ人の間ではハローとかハイとかやり取りすることが多いようですが・・)
そんなおもてなし精神のある、谷根千の西日暮里寄りにあるカフェです。

外観と内装〜お洒落なのに落ち着く空間

外には元気な植物がいっぱい!ミントなど、ハーブも植えられています。

外観はお洒落なカフェで、ここがまさかスリランカカレーを出すとは、メニューの看板を見ないとわからないくらいです。
それもそのはず、このお店はマスターの友人の有名な建築家の方が、古民家をメンテナンスして始めたものだそう。店内にもアンティーク(風)のテーブルやイスなど、好きな方が見れば価値のある可愛らしいものがたくさんあります。

古民家の落ち着きははありつつ、しゃれた空間

メニューについて

ソフトドリンクメニューは、セイロンティーも産地別に種類が豊富で、一見の価値ありです。しかし自宅で専らセイロンティーを楽しむ私が気に入っているのは、ノンカフェインのジャパニーズハーブティー。メニューにドクダミやカキドオシなど、効用が書かれているので体調によってオーダーしています。
ちなみに注文を受けてから豆を挽いて淹れてくれるコーヒーも相当美味しいです。

お酒は、スリランカといえばのライオンビール、ライオンラガーはもちろん、お酒好きのマスターや常連さんの好みで仕入れられたスコッチウイスキーやウオッカなど、多様なものが揃えられています。生ビールはビール大好きなマスターがサーバーのメンテナンスにも気を使っているそうです。

いよいよスリランカカレーを実食!

さて、このお店の一番のウリは、もちろんスリランカカレー。
チキン・ポーク・全部乗せの3種類です。季節によっては鹿のカレーもあります。
他にツマミでピクルスやパパダン(豆などで作られたせんべい)、キトゥルパニ(椰子の蜜) をかけたアイスクリームなどもありますが、食べ物はほぼカレー一択!と言っても過言ではありません。それだけお店の方が時間と心血を注いで作っています。

まず、こちらがチキン。

手前がチキン。黒っぽいお皿もクール
違う日のチキン。左の黄色いものがパリップ。
盛り方はダイナミック

骨つき肉が一本乗っており、ホロホロにほぐれます。ほぐした肉はもちろんそのままでも良いですが、他の具材と混ぜて食べるとより美味です。

肉のカレーももちろん美味しいのですが、個人的にはパリップのまろやかさが素晴らしいと思います。
「パリップ」とは、インドではダールと呼ばれ、インド・ネパールなどで地域ごとに、またお店や家庭ごとに少しずつ形を変えながら、一日一度はみんなが食べる、レンズ豆のカレーのことです。日本のお味噌汁のような存在です。

こちらがポーク。

パリっとしたパパダン(おせんべい)も良し。黒っぽいのはゴラカの色。
左手前の白いものは、ココナツとチリ等で作られた「ポルサンボル」(ふりかけ)

このお店のポークカレーのポイントは、「ゴラカ」gorakaというスパイスを使っていることとと、店員さんはおっしゃいます。
ゴラカとはスリランカ独特のスパイスで、ライムのように小ぶりな柑橘系の実をカチカチになるまで乾燥させたものです。鍋によっては底が抜けてしまうほど酸味が強く、カレーにさわやかな味をプラスします。
乾燥ゴラカを一晩水につけて柔らかくし、水ごとミキサーに入れて細かくし、カレーに入れます。手間がかかっていますね。
なお、スリランカでは、ポークだけではなく、チキンにもフィッシュカレーにもゴラカを使うことがあるようです。

スリランカカレーの食べ方は?

皆さん、気になると思いますが、まあ、どうやってもおいしいので、好きに食べたら良いのです。が、参考までに一般的と思しき食べ方をご紹介します。

1.まずはそれぞれのおかずだけ、あるいはおかず一品とごはんを混ぜて食べる。

2.食べるうちに、だんだんお皿のものが自然と混ざってくるので、そのまま複数のおかず(とごはん)のマリアージュを楽しむ

3.最後には全部のおかずとごはんを混ぜて食べる。

お皿のもの全部を混ぜるというのは、ブログなどを拝見する限り、スリランカ独特の食べ方のようです。

抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、もし可能ならば、一度手でカレーを食べてみていただきたいです。手で混ぜるとバスマティライスがカレーの汁気をより吸って、よりおいしく感じられます。
このお店では、お願いすればフィンガーボウルも持ってきてくれます。

店員さんも親しみやすくて親切!

常連さんがよく座っているカウンター席

マスターのキャンディのお友達から聞いたというレシピは、日本人が作ったとは思えないほど現地の味に近いです。
店員さんも、常連さんもとってもフレンドリー。これを読んでいる方も、谷根千お散歩がてら、ぜひ一度行ってみてください

このお店のカレーを食べる限り、フィッシュカレーやジャガイモのホワイトカレーなども食べてみたいと思うのですが、限られた人数でやられていることもあり、メニュー数はしばらく増やせないそうです。いつか食べてみたい!

お店の情報

・アクセス:地下鉄千代田線千駄木駅から徒歩8分、JR西日暮里駅から徒歩6分・日暮里駅から徒歩11分
・定休日:水曜日、たまに不定休あり

日本で食べるカレーもいいけど、本場のスリランカカレーはまた別格!ジャスミンツアーズが綺麗なレストランからローカル気分の味わえる食堂まで、お好みに合わせてご案内します。

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