スリランカブログ

コロナ関連のスリランカの渡航規制と日本帰国の手順【2023年5月時点】

こんにちは、ジャスミンツアーズです。ゴールデンウィークから日本の渡航規制が緩和されましたね。周囲からはコロナに感染した、あるいは外に出ることが増えて別の病気になった、なども聞きますが、パスポート申請に多数の人が訪れるなど、海外渡航にも目が向いてきた人が多いのかなと思います。私たちのところにも、夏休みのお問い合わせやご予約が入りはじめています。

ここで改めて、コロナ関係及びそれ以外の、スリランカ・日本の渡航手順をおさらいしておきたいと思います。

スリランカ入国の手順

0.スリランカ入国のコロナ関連規制

ワクチン接種済であるか否かを問わず、スリランカ入国時にワクチン接種証明書や陰性証明書は不要です。
よって、現在は実質的に運用されていませんが、正確には、接種証明の携帯が推奨されるなど、スリランカでの渡航規制はなくなったわけではありません。
スリランカ保健省の通知、スリランカ航空の Travel alert 、外務省の海外安全ホームページ をご参照ください。
また、コロナ以外の病気・ケガにも備え、引き続き海外旅行保険への加入を強くお勧めします

1.パスポートの有効期限を確認する

スリランカ入国時に6か月以上の残存期間が必要です。

2.観光ビザ(電子)を取得する

スリランカEビザの申請サイト
http://www.eta.gov.lk/slvisa/

コロナ後に追加された項目として、”Are you fully vaccinated for covid-19 (あなたはワクチン完全接種者ですか”があります。日本でワクチン接種した場合、2回以上受けていればYESです。

スリランカのオンラインビザ申請画面

申請して数時間後に”ETA APPROVAL NOTICE”(ETA承認通知)と書かれたメールが来ます。
私は紙で提出を求められたことはありませんが、念のため紙に打ち出しておくと良いでしょう。有効期限は申請日から6か月間です。

3.入国カード(電子)に記入する

https://eservices.immigration.gov.lk/emb/eEmbarkation/’#/home-page

入国カードが電子化され、機内で配布されていた紙の入国カードは配られなくなりました。事前に入力するか、スリランカの空港到着後、紙またはPCを使って記入ができます。
事前入力の場合、上記のETA承認通知メールの末尾に、入国カードのリンクが記載されています。

私が今年3月に入国した際には、コロンボ国際空港到着後、入国審査前にカードを記入しました。備え付けのPCですと、パスポートNoを入れるだけで自動入力されて便利でした。
なお、スリランカ「出国時」の出国カードは、外国人は必要ありません。

スリランカの空港到着後、備え付けのPC画面
外国人は入国カード必須

日本帰国の手順

0.日本帰国のコロナ関連規制

次の通り、日本入国時にはコロナ関係の提示や規制はなくなりました。(厚労省「水際対策」)
ただし、新型コロナウイルス感染症の有症状の入国者に関しては、空港で検査などを行うそうです。
日本に帰国するにあたり、特別な手続きは必要ありません。

1.Visit Japan web について

入国手続オンラインサービス
https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/

コロナ規制下でのワクチン接種証明書や陰性証明書の事前登録、すなわち「検疫手続(ファストトラック)」で活躍してきたVisit Japan Webですが、その役割を終えた今は、入国審査と税関申告の手続きを事前に電子で行えるシステムになりました。ただし日本人の場合、入国審査はすでに自動化されていることもあり、実質的なメリットは税関申告を電子で行えることに限られます。それでも列に並ばずにすみますので、帰国前に登録しておくとよろしいかと思います。

以上です。コロナ禍の間に数度、スリランカ側と日本側の規制が改正されるたびに記事を書いてきましたが、これで最後になることを心より願います
夏休みのお問い合わせも増えてきました。ぜひ日本の夏よりも過ごしやすい、スリランカ旅行を検討されていはいかがでしょうか。お待ちしております。

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