こんにちは、ジャスミンツアーズです。
今年の8月は、ありがたいことに過去一番のお客様をお迎えしています。
シルバーウィークや年末年始のご旅行のご相談なども、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
改めて、私たちのサービスのご紹介がてら、スリランカの個人旅行に観光タクシー(カーチャーター)が必要な理由をご説明したいと思います。
よろしければこちらの記事もご覧ください↓
目次
スリランカの事情
1.スリランカは思ったよりも広い
スリランカの面積は65,610平方メートル。北海道の約8割、九州の約1.2倍です。インドのすぐ近くなので地図上は小さく見えますが、意外と大きいのね、とよく驚かれます。
2.スリランカの見どころは点在している
北海道や九州と同じように、見どころが点在しています。国際空港とビーチは海沿い、遺跡などは内陸にあるので、移動は長距離になるのがスリランカ旅行です。移動の時間が長いからこそ、行ってしまえばお子様や年配の方も楽しめる、ということでもあります。
3.スリランカの列車は本数が少なく、ゆっくり
スリランカの長距離移動で使われているのは列車です。レガシィな(趣がある)車両が走っています。ホットスナックを売る人が乗り込んできたり、停車駅の人と手を振り合ったりなど情緒があります。価格も、一等車、二等車、三 等車といろいろありますが、車に比べればお手頃です。
ただ、毎日のように遅延し、ストライキもおきます。ヌワラエリヤなどの高原では、倒木などで特に運行が乱れやすいです。正直なところ、スリランカの列車は旅行会社泣かせです。
そして日本の列車に比べると(比べてはいけないのかもしれませんが)「なんでこの距離でこんなに・・(お尻がいたくなるの)」と思うほどゆっくりです。窓が壊れていたり、エアコンがついていても稼働しないことも。
スリランカでは、列車は速さではなく旅情を求める人に向いています。
4.スリランカのバスは難易度が高くて、揺れる
スリランカのバスは、安価で住んでいる人の足として最も使われています。バス通勤で片道2時間や3時間、通う人も少なくないです(スリランカでは結婚するまでは親と暮らすことが一般的)。
日本でもそうですが、バスは知らない土地ではかなりハードルが高いですよね。スリランカでは行き先表示がシンハラ語かタミル語のみで書かれ、英語表記がないこともあります。外国人とみて、高い金額を伝えられたという人の話も聞きました。
バスも列車と同様、なかなか時間が読めません。そしてすごく揺れます。吐しゃ物の跡が残っていることも。大きな荷物も気になりますよね。
5.トゥクトゥクは、長距離移動はできない
バスの次によく使われているのがトゥクトゥク(三輪タクシー)です。他のアジア諸国でご利用になった方もいるでしょう。小回りがきくので地元の人にもよく利用されています。
車では入れない細い道や山道で威力を発揮するので、ジャスミンツアーズのお客さまも乗る機会があります。
街の中を移動するには便利ですが、長距離の移動に使うのは現実的ではありません。トゥクトゥクは高速道路も走れません。
いったんのまとめ
体力と時間のあるバックパッカーや鉄オタでない限り、スリランカを公共交通機関のみで移動するのはなかなか大変だとお分かりいただけたのではないでしょうか。
観光タクシーであれば、公共交通機関よりも割高ですが、短距離・長距離問わず、速く快適に移動できます。ただ、車移動にあたっても留意するポイントはいくつかあります。
6.スリランカの道路事情はプアー
スリランカの高速道路は、ニゴンボから西南部にかけてが中心です。南部は距離と比較して移動はしやすいのですが、シーギリヤやキャンディなど、内陸に行くには移動は長く感じます。
一般道はぼこぼこだったり、整備が行き届かない道が多く、思ったよりスピードを出せません。幹線道路も複数車線ある場所は少なく、各地で渋滞が起こっています。交通事故も多いです。
Googleマップで検索して移動時間の目安とする人がいますが、スリランカではGoogleマップで算定される時間内で移動できることは稀です。時間以上に疲れを感じやすいのも事実です。
道路事情に加え、当たり前ではありますが、安全な旅には、お客様とその安全をお守りするドライバーの休息時間も必要です。日本でも貨物ドライバーの労働環境が話題になっていますが、スリランカでも他社でドライバーの長時間勤務がたたって事故につながった例も見たことがあります。
旅行者の事情
1.大人の旅行は時間が限られる
このページをご覧になってくださっているのは、おそらく社会人として働かれている方が多いと思います。貴重なお休みを費やし、かつ自由に過ごす旅だからこそ、しなくても良い心配や手間はかけたくないですよね。
ジャスミンツアーズでは、大きな荷物や安全面、時間などを気にせずに、その瞬間瞬間だけに集中できてとてもよかった、という感想をお寄せいただきます。
2.はじめて行く国、その場ではじめて会う人が信頼できるかはわからない
特に一人旅や女性同士の旅、お子さま連れの旅ですと、初めて行く国にワクワクすると同時に、不安を抱える方はいらっしゃるのではないでしょうか。特に過去にはスリランカのネガティブな報道もあり、治安を気にされる方は多いです。
スリランカは周りに行ったことがある人も少なく、空港からどう移動すればいいか、その場で会った人が本当にホテルに連れていってくれるのか・・不安になりますよね。
そんなときは、事前の手配がおすすめです。ジャスミンツアーズでは、スリランカ到着時の空港ピックアップから数日間チャーターいただき、スリランカに慣れたころ、コロンボ(またはニゴンボ)から空港への移動はご自身で手配される方もいらっしゃいます。日程は柔軟に対応します。
ジャスミンツアーズの事情
1.ジャスミンツアーズの車移動はローカルな気分も味わえる
フルパッケージの海外旅行をしたとき、観光バスに”小さな日本”が形成され、私は物足りなさを感ることもありました。この経験から、ジャスミンツアーズの「スリランカに住む友人が案内してくれるような旅」のコンセプトはうまれています。
スリランカでは、車移動であっても、ドライバー、お寺にお参りに来ている家族、茶畑で働いている人、ガソリンスタンドの人、さまざまな場所で地元の人との交流の機会は多くあります。私たちでは、旅程に影響のない範囲での寄り道はむしろ推奨しており、道端の商店なども気になればのぞくことができます。
加えて、私たちはお客様とやりとりをさせていただきながら、同時にドライバーたちにも相談をしてプランをつくっています。彼らの意見を反映することがお客さまの安全を守り、より満足度を高めることになるからです。お申し込みいただいた旅程は、信頼できる担当ドライバーへ渡し、どのようなお好みのお客様なのか説明しています。
私たちのご提供してきた旅に、ひとつとして同じものはありません。日本側、スリランカ側一体となって、皆さんの”友人”となれるようつとめています。
2.公共交通機関を使うならこんなとき?
「紅茶列車」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。キャンディからヌワラエリヤ(ナヌオヤ駅)、またはナヌオヤからエッラ間は、車窓にお茶畑が広がり、美しい景色が楽しめることで有名です。
時間が許せば、この間は列車で移動するのも良いかもしれません。私たちの場合、乗車駅までドライバーがお手伝いし、降車駅で再びお客様をお待ちします。(列車よりも車のほうが速いので、このようなサービスができます)
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。公共交通機関を利用した旅行は、スリランカではなかなか骨が折れます。観光タクシーも万能ではありませんが、ジャスミンツアーズでは工夫した旅程を組むことで、お客さまが最も快適に移動でき、かつ地元の魅力がわかる個人旅行を提供しています。
お問い合わせは下記ボタンからお気軽にどうぞ。皆さまからのお問い合わせを、ジャスミンツアーズ一同お待ちしております。